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まずい給食'
<p>「これから委員会決めを行います。昨日聞いた希望アンケートの結果から、給食委員会、美化委員会、図書委員会、放送委員会が定員オーバーです。定員オーバーのところは、話し合いをして決めて下さい。」と担任の先生が言うと対象の生徒が面倒くさそうに立ち上がる。</p>
<p> 教室の後ろの方で、給食委員会を希望する二人の生徒が競っている。</p>
<p>「俺、一度もやったことないからやらせてくれよ」</p>
<p>「いや、オレだってやったことないよ」</p>
<p>「・・・しょうがない。じゃんけんするか」</p>
<p> 二人はじゃんけんをし、一回のアイコで勝敗が決まった。</p>
<p> そして勝った方が「先生 せんせ、僕が給食委員です」と伝えに行った。</p>
<p> 他の委員会も次々に決まっていく。</p>
<p> しかし放送委員会だけは全然決まらない。</p>
<p> 希望する者が多すぎるのだ。</p>
<p> しかも今まで一度も放送委員になったことの無い者がほとんどだ。</p>
<p> それを眺めていた先ほど給食委員になったばかりの彼は何かの使命を感じた。</p>
<p> こんなにも放送がしたい人がいる。明らかに定員が足りない。だが定員を増やすのは無理そうだ。</p>
<p> ならば、他の委員会でも放送が出来るようにしてしまえばいいではないか。</p>
<p> よし、俺が委員長になって、給食委員会でも放送が出来るようにしてしまおう。</p>
<p> きっと他のクラスでも放送委員会の希望者は多いだろうから。</p>
<p><br></p>
<p> そして、なんだかんだで委員会決めは終わった。</p>
<p><br></p>
<p><br></p>
<p> やがて一番最初の委員会の集まりの日がやって来た。</p>
<p> さて彼は委員長になれるだろうか。</p>
<p> 実は意外にすんなり決まってしまう。</p>
<p>「はい委員長になりたい人」と給食委員会の担当の先生が言うと、当然のように彼は「はい。やりたいです」と叫ぶように言う。</p>
<p> 他にやりたい人が居なかったため、もうこれで決まりである。</p>
<p> しかし、他の皆は意欲的ではないようで、副委員長と書紀がなかなか決まらない。</p>
<p> 委員長は「書紀が決まらないなんて、ショッキングだな」とギャグを言えるくらいに時間がかかった。</p>
<p> でも、さすが中学校教師とでも言おうか、一応決まるように仕向けられたようだ。</p>
<p>「それでは、仕事内容を確認します」</p>
<p> 先生はそう言って、配ったプリントを見せながら説明をする。</p>
<p>「まず、白衣の管理。これから配る用紙に毎週チェックをお願いします」</p>
<p>「それから給食だよりについて...」</p>
<p> この委員会も、「何とかだより」を発行しているようだ。初めて知ったね。</p>
<p> こんな配布物なんて意識しないと気づかないよ。</p>
<p> 色々説明があって五分。ようやく話が終わって、委員長の初仕事。</p>
<p>「では前期の活動目標を決めましょう。五分間、時間をとるので考えてみて下さい」と彼は今までの経験に基づいて見様見真似で言ってみた。</p>
<p> さらに、ふと思い出したかのように「学年ごとで」と付け加える。</p>
<p> 黒板には上から順番に、三年、二年、一年、と数行間隔で書かれた。</p>
<p> そして五分、いや十分経ったかもしれない頃に委員長は「それでは書きに来て下さい」と促した。</p>
<p> 程なくして3つの意見が黒板に書かれた。</p>
<p> それを見た委員長は、「それでは多数決を採ります。三つのうち良いと思うものに手を上げて下さい」とまたもや経験則から導いた言葉を出した。</p>
<p> 少し考えるための間を作ってから委員長は喋り始めた。</p>
<p>「三年生の、Let's eat eat eat が良いと思う人、手を上げて下さい」</p>
<p> 三年生の意見を最初に言ったのが失敗だった。</p>
<p> これにほぼ全員が手を上げたのだ。</p>
<p> 委員長が慌てた。</p>
<p>「え、一・二年生の方がまともな意見だと思うのですがいいのですか?」</p>
<p> 委員長は問いただす。</p>
<p>「委員会(良いんかい)?」</p>
<p> 周りは静まり返った。</p>
<p>「では、前期給食委員会の目標は、Let's eat eat eat に決定しました」</p>
<p> そう言って拍手したところ、他も拍手しだす。</p>
<p> これは後に生徒総会でこそ黙殺されたものの、評議委員会で問題となった「Let's eat eat eat とは何ですか?(謎)」という質問の答弁である。</p>
<p> そして、今月の目標と定例の活動に項目を済ませた委員長は、最後に号令を終わらせた。すでに部屋には委員長、副委員長、書紀と先生しか残っていない。</p>
<p> そうなってから、彼は先生に計画を持ちかける。</p>
<p>「先生、ちょっといいですか。給食のメニューとそれについての豆知識を昼の時間に放送しましょう。しかも、期間限定ではなく恒久的な活動としてやりましょう」</p>
<p> かなり唐突な話し方だが、先生は快諾する。</p>
<p>「うん、それいいね。ああそうそう、給食調理室前に食材の産地一覧があるんだけど、それも放送しよう。あと、五代栄養素ごとに献立を掲示するボードがあるから、それも下駄箱に配置しよう」</p>
<p>「はい。そうしましょう。夏休み明けまでには実施できるようにしましょう」</p>
<p>「そうだね。夏休み中に準備しとくから」</p>
<p>「ありがとうございます」</p>
<p> こうして彼の意見は無事に通ったのだ。</p>
<p> それで彼は受験生にも関わらず夏明けが待ち遠しかった。</p>
<p> そして夏休み後の最初の給食。</p>
<p> 実は二回目の委員会の集まりをまだ迎えておらず、放送の当番が決められなかった関係で、それまでの三回分の放送は委員長と副委員長が交互にやることになった。</p>
<p> 勿論、空きの方は下駄箱前の五代栄養素ボードを担当する。そっちは放課後または朝一番に更新することにした。</p>
<p> このことは一部の先生たちと三人以外は知らないので、皆いつもどおり給食を食べている。</p>
<p><br></p>
<p> やがて各教室のスピーカーから音楽が流れ、それに合わせて放送委員会の担当の先生がまるでラジオパーソナリティーのように喋った。</p>
<p>「皆さんこんにちは。今日は9月5日、火曜日です」</p>
<p> それから何の前置きもなく委員長の声が流れた。</p>
<p>「皆さんこんにちは。給食委員長です。今日の献立は、牛乳、ナン、ミネストローネ、、、」</p>
<p> 彼は、人生初の放送で緊張のなか、それなりにはりきったつもりだったが、惜しくも実際に聞いていた人は少数だったようだ。</p>
<p> 大抵の教室は雑談の声で満たされていることだろう。。</p>
<p> しかし彼はそうとは知らずに話続けた。</p>
<p>「さて今日は年に一度しか出ない、なんと言ってのナン。ナンについてご紹介します。</p>
<p> 皆さんはナンというとインドを連想するかもしれませんが、ナンは他の国での食されています。むしろ、貧富の差が激しいインドでは、ナンよりもチャパティの方が一パン的だそうです。パンだけに。</p>
<p> 彼らにとってナンは高級品ということです。そんなナンが食べられる我々は、ナンと幸せなことでしょうか。</p>
<p> それではまた明日」</p>
<p><br></p>
<p> その後、二日間も給食委員会の放送が続いたが、スピーカーの不調も相まって、実際に聞いていた人はあまりいない。</p>
<p><br></p>
<p><br></p>
<p>二回目の委員会の集まり。</p>
<p>「これから、委員会の集まりを始めます。気をつけ。礼。お願いします」</p>
<p> 委員長は前回同様の決まり文句の号令をし、先月の反省、次月の活動目標など、全委員会共通の項目を済ませ、本題に入る。</p>
<p> 先に先生が話した後に、委員長が言う。</p>
<p>「今先生の言っていた食材産地一覧の紙もそうだが、メニューとそれを放送するだけでは、つまらない、独自性の無い放送になってしまいます。メニューに関する豆知識などの工夫を出来る限りお願いします」</p>
<p> 懇願するように委員長は言った。</p>
<p> そう言ったところで実際にやる人は少ないだろう。</p>
<p> 彼には、マニュアル通りの放送だけでは「放送委員会に読んでもらう」という選択肢を作ってしまう、という懸念があったのかもしれない。それは決してあってはならない。なぜなら「給食委員会が放送する」ことが目的だから。</p>
<p> さらに、彼には給食に対する特別な思いがあるのかもしれない。</p>
<p><br></p>
<p> スピーカーの不調はなくなり、先生は当番表や放送原稿用紙を作成したりしたが、次の集まりまでの一ヶ月間、彼の言う「独自性のある放送」をした委員は一年生の二人だけだった。</p>
<p> その間に放送された内容は、パイナップルゼリーや片栗粉、鶏肉、等の雑学少々と数えるほどだ。</p>
<p><br></p>
<p> それでも、この活動自体は何とか廃止されることなく続いた。</p>
<p><br></p>
<p><br></p>
<p> そして早くも最後の集まりとなり、それは直ぐに終わった。</p>
<p> 最後に先生が今後の活動について話す。</p>
<p>「もうこれで終わりですので、基本的に当番はやらなくて結構です。やりたい人だけでやりましょう」</p>
<p> そして委員長がシメをした。</p>
<p>「皆さん、何も予告せずに変な仕事が加えられて驚いたかもしれません。申し訳ございません。どうしても放送がしたいのに出来ない人たちをほっとけなくて、放送委員会以外で放送できる方法を作りたかったのです。</p>
<p> 何人かの面白い放送をしてくれた方々、ご協力ありがとうございます。他の人も、よく我慢して放送室へ行っていただきありがとうございます」</p>
<p> これ以上長々する訳にはいかないと思い、話を切った。</p>
<p>「それでは、委員会の集まりを終わります。気をつけ。礼。ありがとうございました」</p>
<p> これから終業式まで少し間がある。</p>
<p> だが案の定、ほとんどの委員が活動を続けようとはしなかった。</p>
<p> それは彼の予想以上だったもので、放送室に誰も行かない日を作ってしまった。</p>
<p> それから、本来給食委員が言うはずの内容を放送委員に言われてしまった。</p>
<p> 彼は驚き焦った。</p>
<p> 彼は、自分の一つ下の世代があまり放送が好かないことを察していた。そして次の委員長は二年生であるはずだ。</p>
<p> つまり、彼の努力が無駄になる恐れがある。なんとしても、給食委員会が放送することを定着化させたかった。</p>
<p>「放送委員に放送させればいいじゃん」と思わせてはならないのだ。</p>
<p> だが、これで気づかれてしまったかもしれない。</p>
<p> もう手遅れかもしれない。</p>
<p> だが元委員長は放課後、先生に「誰も居ない日は全て僕がやります」と伝えた。</p>
<p> すると他にやる人が居るそうで三日後を頼まれた。</p>
<p><br></p>
<p> しかし事故は起きた。</p>
<p> 彼が放送室へ行くと、すでに他の元委員がいたのだ。</p>
<p>「あれおkしいな。今日が担当のはずなのに」</p>
<p>「金曜日に移ってって先生が言ってましたよ」</p>
<p> その横には先生が立っている。</p>
<p>「そう言われてもな、こっちだって原稿考えて来たからさ。仕方ない、二人で放送しよう」</p>
<p> それが彼の精一杯の対応だった。</p>
<p> そこに割り込むように放送委員会の先生が「おい、一分以内にしろよ」と口出しした。</p>
<p> 一言多い。</p>
<p> それから、いつものように元放送委員が音楽にのせて放送する。</p>
<p> そして元給食委員にマイクが回る。</p>
<p> 二人は前後半に別れ、元委員長が後半を話した。</p>
<p> この日の給食はデザートがブルーベリーゼリーで、彼はアントシアニン関連の内容を話した。</p>
<p> 最後に「ベリー類は他の植物に比べてアントシアニンがベリーベリー(very very)多くふくまれています」と締めた。</p>
<p> それで給食委員会の放送が終わり、放送委員がリクエスト曲を流した。</p>
<p> その間、元委員長が思い出したように余計なことを口走った。</p>
<p>「さっきのことですが、給食の時間は、給食委員会の時間。だから、一分以内とか言わないで下さい」</p>
<p> 彼は強気に言った。</p>
<p> しかし先生も頑固だった。</p>
<p>「それ、話し合いで決めてないよね。ちゃんと話したらどうですか。だいたいそういうのは委員会ではなく生徒会がやることだよ。それにね、あの子たち(二年生ら)は放送やだって言ってたよ」</p>
<p> 彼もまた意地っ張りだった。</p>
<p>「そんなこと言われましても委員会の集まりが今年は三回しか無くて、評議委員会も二回(うち一回は生徒総会の話でもちきり)しかなかったですよ」</p>
<p> そして出任せに「放送委員会が放送室を牛耳っているのをどうにか変えたいだけなんです」と地雷を踏んだ。</p>
<p> 一介の生徒が教員に勝てるはずなく、「お前ふざけるなよ。この子たち(放送委員)に謝れよ。お前、何様のつもりだと思っているんだ」とキレられた。</p>
<p> こうなると彼は何も言い返せなくなった。</p>
<p> さらに説教が続く。</p>
<p>「今年の生徒会スローガンは何だ」</p>
<p>「・・・・・えっと、花よりも花を咲かせる土になれ」</p>
<p>「うんそうだね。お前、その花になろうとしているだろう。ちがうか」</p>
<p> いや違う。自分はその花をたくさん咲かせる肥料になろうとしているんだ。と彼は思ったに違い無い。</p>
<p> 要するに、より多くの人に機会を与えたいのだ。</p>
<p> 彼は黙ったままその場に立ち尽くした。</p>
<p> しかしずっとそうしている訳にはいかず、彼はもう一人の先生に促されて放送室を後にした。</p>
<p><br></p>
<p> 謝れと言われても、あの言葉はあんたに言ったんだ。放送委員会が独占放送する方針をとっているのは貴方でしょうが。</p>
<p> 仮にそれが間違いだとしても謝る気はない。委員も委員で他の放送委員会に入りたくて入れなかった人たちに放送の機会を与えようとしないからだ。</p>
<p> さらに言うと、貴方だってリクエスト曲をラジオ風に流す計画は貴方自身の独断でしょうが。現に、それが実施されたのは委員会の集まりよりも一ヶ月以上前ではないか。</p>
<p><br></p>
<p> この日の放課後、元委員長はボードの更新をしている。</p>
<p> そこへ給食委員会の先生がやって来た。</p>
<p>「えらいね。しっかり仕事していて」</p>
<p> 彼はチョークを持ちながら返事をする。</p>
<p>「いつもやってますよ。それに勝ってに加えてしまったような仕事を言い出しっぺがやらないでどうするのですか。最後までやるべきです」</p>
<p>「あなたはいつも思ったことを口に出してしまうからね。そう怒られてしまうんだよ」</p>
<p>「そうは言っても言葉にしなければ伝わりませんよ」</p>
<p>「まあね」</p>
<p> 彼はしばらく雑談した。</p>
<p> あの先生に対する愚痴が含まれたことは言うまでもない。</p>
<p><br></p>
<p><br></p>
<p> その日以来、放送委員会は、他の委員会が放送するには事前に許可が必要でさらに一分以内でなければならないと公言するようになった。</p>
<p> 遠分は放送の主導権を放送委員会が持つことになった。</p>
<p> はやり牛耳っているではないか。と彼は思っていたに違いない。</p>
<p> あるいは、本当に、これで委員会。良いんかい。とも。</p>
<p><br></p>

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演説'
<p> 皆さん、こんにちは。二年一組の早月です。去年は私を当選させていただき、有難うございました。</p>
<p> 私の公約は、制服選択制の導入です。これは、誰でも制服を性別や季節に関係なく着ることができる制度です。去年から掲げております。</p>
<p> 元々はトランスジェンダーの生徒に対して、戸籍上の性別とは異なる方の制服を選択可能にする為の制度でした。</p>
<p> ただし、この制度はセクシャルマイノリティーだけが利用するものとは限りません。</p>
<p> 例えば、沖縄県糸満市西崎中学校では10人ほどの生徒が防寒性や機能性を理由にスラックス選択をしたそうです。また、校内は「女子はスカート」という先入観が無いそうです。</p>
<p> このように制服選択性は誰でも利用し得るのです。とは言いつつも、実際にこの制度を利用する生徒はあまり多くないでしょう。万人向けではないでしょう。</p>
<p> それでも、制服選択制はSDGs5番・10番のジェンダー平等を実現しよう・不平等を無くそう、に関わります。また、SDGsには、「誰一人取り残さない」という理念があります。「自分には関係ない」という態度は不適切です。SDGsは全員が協力せねばなりません。</p>
<p> そうなると、制服選択制も「自分には関係ない」で放っとけるものではなくなります。</p>
<p> だからこそ、皆さんの協力が必要です。</p>
<p> ところで、去年はこの公約を掲げるのには相当勇気が必要でした。</p>
<p> 変なやつだと思われるだろう、と躊躇さえしました。それでも決行しました。</p>
<p> 案の定「オカマ」「オネェ」だの言われたり、挙句の果には公約自体を否定されたりしました。</p>
<p> だが、ある時、朗報が入りました。来年度から女子生徒のスラックスが導入予定になる話でした。</p>
<p> 私があの時、意を決して掲げた公約には意味があったのだと思いました。</p>
<p> そして、この公約は完全に達成させる義務があると考えました。</p>
<p> 今度は女子生徒だけでなく男子生徒も利用できるように。</p>
<p> 完全な制服選択制が導入された暁には、私も利用しますので、皆さん恥ずかしがらずに堂々とご利用下さい。当然の権利ですから。</p>
<p> 多数派の皆さん、どうかSDGs達成だと思って協力していただけませんか。</p>
<p> 貴方方の勇気ある一票をお待ちしております。</p>
<p> ご清聴、有難うございました。</p>
<p><br></p>
<h2>参考文献</h2>
<p>この演説を書くにあたって参考にした記事です。</p>
<blockquote>
<p><a href="https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/721196" target="_blank">中学でも広がる制服選択制</a></p>
<p><a href="https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210416/k10012974451000.html" target="_blank">僕がスカートを履く理由</a></p>
</blockquote>
<p><br></p>