ウェブサイトは讀める間に讀むべきだと思ひました。後で讀みたい時に消えてゐるかもしれないからです。
サイトを讀んだことがあれば、もし消えてしまつても内容を思ひ出せます。讀んだことがなければ、アーカイブを探すか、讀んだ人に訊くしかありません。
厭なことが書かれてゐるサイトこそ、隅々までよく讀めば自分のためになります。
あるサイトを見て厭な思ひをしても、後で「あのサイトの著者は正しかつた」と分ることがあります。
「彼の他の意見を讀みたい」思つてサイトを探したときに既に消えてゐたら、「消える前に讀めばよかつた」と後悔するはずです。
サイトは消えてほしくありません。ですが、サイトを維持できるのは管理者だけです。
訪問者の側では、サイトを保存すること・内容を理會して記憶することしかできません。
ウェブに公開された (有益な) 言葉をこの世のどこかに殘しておくこと…それには管理者と利用者とが互ひに努力する必要があります。