SeaMonkeyの覺書
- 2023-09-08 (陰暦07月24日) たかし
- 最終更新日: 2023-04-29 (陰暦03月21日)
- OpenBSD 7.5、SeaMonkey 2.53.18
1. 概要
SeaMonkey は輕さと機能性との兩方に優れたウェブブラウザーです。
- 多くのウェブサイトを問題なく表示できる
- 使用感は Pale Moon に近い
- JS にも對應するが、近年の JS の機能が使用されるとエラーになる
- 2024年現在、使用可能な擴張機能が少ない
2. 設定
2.1. about:config
SeaMonkey を導入したら、Spyware Watchdog の解説を參考に不要な通信を無效にします。
その他の推奬設定は「about:config」の設定項目にまとめました。あまりガチガチに設定すると複雜な作りのサイトで問題の元になります。
2.2. Proxy
プロキシー (I2P や Tor) を設定するには Edit → Preference → Advanced → Proxies から適當に。
2.3. uMatrix
SeaMonkey で動作する、uMatrix の最後の版は 1.1.4 です。
1st party の css-image-frame のみ許可して、他は拒否することを推奬します。
- uMatrix の設定畫面の My rules を開く (
chrome://umatrix/content/dashboard.html#user-rules )
- Edit をクリックする
-
* * * block 以降を次の様に編集する…
* * * block
* 1st-party css allow
* 1st-party image allow
* 1st-party frame allow
- Save をクリックする
- Commit をクリックする
他の方による、uMatrix をはじめとした擴張機能の解説も紹介します。
- テクニカル諏訪子さん
- 【デジタル自主】匿名者に必須なブラウザ拡張機能 (i2p)
- 【デジタル自主】匿名者に必須なブラウザ拡張機能 (onion)
- 【デジタル自主】匿名者に必須なブラウザ拡張機能 (clearnet)
- Dig deeperさん
- Mitigating malicious websites (i2p)
- Mitigating malicious websites (onion)
- Mitigating malicious websites (clearnet)
2.4. uBlock Origin
SeaMonkey で動作する、uBlock Origin の最後の版は 1.16.2 です。
3. 問題解決
3.1. UserAgent 文字列を變更する
UserAgent 文字列を變更するには、uMatrix の機能を使用します。
- uMatrix の設定畫面の Privacy に移動 (
chrome://umatrix/content/dashboard.html#privacy )
- Spoof User-Agent string by randomly picking… にチェックを入れる
- その下の欄に User Agent 文字列を入力する (複數入力可能)
4. 關聯