分散SNSとの附き合ひ方

分散型 SNS を使用する時のポイントを整理しました。

1. 前提・目標

次の樣な SNS の利用を前提にします。

次の事を目標にします。

2. 事前に目的を決める

ブラウザーで SNS を開く前に目的を決めて、素早く操作する事をおすすめします。目的が定まらないと單に畫面を眺めたり、スクロールしたりで時間ばかりが過ぎ易いです。それは心の休息になる事も有りますが、長時間の PC 操作は眼や筋肉に負擔がかかります。

具體的な目的の例です。

3. 再讀み込みを繰り返さない

タイムライン等の再讀み込みを繰り返さず、時間や囘數を決める事をおすすめします。新たな投稿をすぐに讀みたいところですが、再讀み込みは空振りに終り易いです。1日に數囘、まとめて讀めば充分です。

4. 必要になつてからログインする

ログインのセッションが切れた時に再ログインせず、必要になつてから再ログインすれば少しだけ時間を節約できます。

少なくとも GNU Social ではログイン無しでもタイムラインやリプライの一覽を閲覽出來ます。ログインが必要な機能は投稿/返信/Favor/Repeat/DM 等です。

タイムライン
https://social.076.moe/tak4/all
リプライの一覽
https://social.076.moe/tak4/replies

5. 再投稿は愼重に

再投稿 (GNU social なら Repeat) は愼重に行ひたいです。Twitter を含め、再投稿に因るストレスやトラブルは多いからです。SNS の短い投稿から、その意味を完全に讀み取るには、投稿した人物や背景を知る必要があります。ところが、RT では投稿だけが切り抜かれ、擴散され、本人の意圖しない形で傳はります。これが問題の元です。

反對に、知らない人の投稿を突然見て不快な思ひをしたら、その人の事を調べてから改めて判斷すると良いです。その時間が無ければ、投稿自体を忘れる方が心のためになります。

6. SNSの休日を作る

SNS を見ない日、投稿しない日を作れば單純に時間が増えます。返信等をしたくなつても次の日まで待ちます。思考を「一晩寢かせる」事で、より適切な文章を書ける效果も期待出來ます。

7. 大事な内容はSNSの外に書く

SNS 向けの文章を書く途中に何らかの手應へを感じたら、SNS ではなく HTML や「ブログ」にまとめておき、SNS にはその URL の投稿をおすすめします。SNS の投稿は後から探す事が難しく、後から誤りを訂正出來ないからです。さうして書いた本人の記憶から消えて、思ひ出す事も出來なくなつた後に過去の投稿が問題になる事も有り得ます。

SNS に書いた後でも、SNS への補足を HTML や「ブログ」に書いて兩者をリンクさせられます。

先づはテキストファイルなどに考へを書いておき、SNS に投稿するかどうかを後で判斷するのも有りです。SNS に投稿するとしても投稿直前に推敲するチャンスが生れます。