bibi/src/disabledbus.html

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<title>dbus-daemon の自動起動を防ぐ方法 (OpenBSD) - 美々蝶々</title>
<h1>dbus-daemon の自動起動を防ぐ方法 (OpenBSD)</h1>
<ul>
<li>2023-02-11 たかし</li>
<li>最終更新日: 2024-03-17 (陰暦02月08日) 變數の價を變更</li>
</ul>
<h2>問題・對策</h2>
<p>OpenBSD で cwm を使つてゐます。GTK のプログラム (netsurf-gtk3 や firefox-esr など) を起動した時に dbus-launch・dbus-daemon が起動することに氣づきました。しかも、GTK のプログラムを終了しても、dbus は起動したままでした。<kbd>pkill dbus-daemon</kbd> で消すこともできますが面倒です。だから起動しない樣にしました。</p>
<p>dbus を起動しない樣にするには、.xsession に次の記述を追加します。</p>
<dl>
<dt>.xsession</dt>
<dd><code>export NO_AT_BRIDGE=1<br>
export DBUS_STARTER_BUS_TYPE=<br>
export DBUS_SESSION_BUS_ADDRESS=</code></dd>
</dl>
<ul>
<li>.xsession に限らず環境變數にこれらの値を設定できれば問題ありません。</li>
</ul>
<p>X にログインし直してから、「<kbd>ps -A | grep dbus</kbd>」と入力して、dbus のプロセスが無いことを確認します。</p>
<p>起動する GTK のプログラムによつて、どの變數が效くかが異なる樣です。「NO_AT_BRIDGE」「DBUS_STARTER_BUS_TYPE」は netsurf-gtk3 に效きました。「DBUS_SESSION_BUS_ADDRESS」は firefox-esr に效きました。他に必要な變數を見つけたら追加します。</p>
<h2>餘談</h2>
<p>この記事は最初、ed で書いてみました。少し不便ですが、(OpenBSD の) vi と異なり、漢字を扱へるのは良いことです。</p>