ノートPCが欲しいけど新しく購入するのは勿体ないです。でも、わたしには CyanogenMod (Android 6 と同じ) のタブレットがあります。SSH を使用すればタブレット経由でデスクトップPCを操作できます。これでノートPCと同じになります。CLIだけですが。
全て F-Droid からインストールできます。インストールしたら、IME を Hacker's keyboard に設定してタブレットに USB キーボードを接続します。
UserLAnd を使用する前に、Linux ディストロの選択が必要です。わたしは「Alpine」を選択しました。ユーザー名とパスワードとは入力し易い物を設定します。接続方法は「SSH」にします。
設定が終つたら Alpine のセッションを始めます。パスワードを入力して Alpine にログインします。初めは SSH が無いから apk で OpenSSH をインストールします。
PCを予め起動して、Alpine から SSH で PC に接続します。
SSH を使用するなら tmux が便利です。SSH の接続が切れてもセッションを復元できるし、タブレットをやめてPCに直接ログインした時に、タブレットで作成したセッションをPCで再開できます。
Android の IME で SSH に日本語を入力するのは不便です。むしろPC側の IME を、SSH 経由で使用する方が簡単です。そのために「uim-fep」を使用します。
uim-fep の使用方法は次の通りです。uim-fep については、別の記事で解説しました。
uim-fep を起動すると IME が有効になります。上記の ~/.uim の記述により、「Alt + o」で日本語入力と直接入力とを切替できます。uim-fep を終了するには「exit」または「Ctrl + D」を入力します。
Alpine にログインするたびに SSH コマンドを入力するのが面倒な時は Alpine側の ~/.profile にコマンドを記入して、「chmod +x ~/.profile」とします。これで Alpine にログインしたら勝手に SSH が起動します。
タブレットは持ち運べて便利ですが Android などのタブレット用OS はイマイチでした。SSH なら、タブレット側のOSが何であれ、PC側のOSを使用できるから良いですね。