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HTML

<title>HTMLと呼ぶ事 - 美々蝶々</title>
<h1>HTMLと呼ぶ事</h1>
<ul>
<li>2023-09-04 (陰暦07月20日) たかし</li>
<li>最終更新日: 2023-10-19 (陰暦09月05日)</li>
<li>元の題名は「「HTML」と呼んで呪縛から解き放て」</li>
<li>元の文章がかなりイマイチだつたので書き直した</li>
</ul>
<h2>1. ウェブはHTMLだらけ</h2>
<p>「サイト」「ブログ」の違ひを考へてみたら、それらは「HTML の集合」に過ぎないと氣附きました。とは云へ「サイト」はウェブ上の特定の場所 (site) であり「ブログ」はウェブ上に記録した物 (web log) だから意味は有りさうです。</p>
<p>單獨の HTML も「ページ」「記事」等、樣々な名前で呼ばれます。これらの呼び方の違ひは「サイト」「ブログ」よりも曖昧に見えます。</p>
<p>結局、全ては HTML ですから、さう呼ぶ事が不自然で無い場合は、なるべく HTML と呼びたくなりました。</p>
<ul>
<li>筆者は HTML を「(HTML) 文書」とも呼びます。少なくとも「(ウェブ) ページ」は曖昧な概念だと感じます。</li>
</ul>
<h2>2. HTMLの存在を意識する</h2>
<p>HTML はウェブ向けの文書を記述出來る殆ど唯一の言語です。その HTML といふ正式名称を好んで使用すれば、讀む時/書く時に HTML の存在を再認識出來ます。</p>
<p>HTML の存在を認識すれば、他の概念 (PHP・CGI・JS 等) もシンプルに捉へられますPHP や CGI は「HTML を書き出すプログラム」で、JS は「HTML を編輯するプログラム」みたいに要約出來るからです。</p>
<p>PDF は單に PDF と呼ばれる事が多いです。それなら HTML も單に HTML と呼んで問題無いはずです。そもそも URL に「.html」がよく登場します。</p>
<ul>
<li>HTML 以外の言語なら XHTML もありますが「方言」の域を出ない物です。また、Markdown も結局は HTML に變換されます。</li>
</ul>
<h2>3. 技術用語を隱せといふ壓力</h2>
<ul>
<li>以降の文章はかなり被碍妄想的だが、筆者の正直な意見</li>
</ul>
<p>上の樣に書きましたが、なんとなく HTML を HTML と呼びにくく感じます。理由は「エイチティーエムエル」と撥音すると長くなるからかもしれませんが、それだけでは無く、HTML の樣な專門用語を出しにくいと云ふ壓力があるのだと考へてゐます。</p>
<p>人は自分たちと異なる人をばかにしますから、技術を愛する人もばかにされやすいです。開発者は、嫌な經驗の積み重ねから心に閉ざすのではないかと思ひます。</p>
<p>技術の基本を輕視する人達は好ひ加減な用語を沢山作り、それに「否」と言はせない「壓力」をかけます。開發者はかれらに逆らへません。</p>
<p>色々な IT 企業の宣傳文句を見たら分ります。「技術は要りません、わたし達は何某を大事します」とあります。それでも基本的な技術をマスターしなければ應用できないし、愛が無ければ樂しくもないから非效率的です。</p>
<p>「壓力」は無視して自分が正しいと思ふ用語をそのまま使用すれば良いです。用語の意味が分らなければウェブ檢索をすれば良いだけです。</p>
<h2>關聯する話題 (他の物の呼び方)</h2>
<ul>
<li><a href="http://www.gnu.org/gnu/why-gnu-linux.ja.html">なぜGNU/Linuxなのか? - GNUプロジェクト - フリーソフトウェアファウンデーション</a> -- 「GNU/Linux」は「Linux」とは異なります。</li>
<li><a href="http://www.gnu.org/philosophy/who-does-that-server-really-serve.ja.html">そのサーバはいったい誰にサーブするのか? - GNUプロジェクト - フリーソフトウェアファウンデーション</a> -- 「クラウド」といふ言葉はサービスの實體をわかりにくくしてゐます。</li>
</ul>