bibi/src/disabledbus.html

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<title>dbus-daemon の自動起動を防ぐ方法 (OpenBSD) - 美々蝶々</title>
<h1>dbus-daemon の自動起動を防ぐ方法 (OpenBSD)</h1>
<ul>
<li>2023-02-11 たかし</li>
</ul>
<p>OpenBSD で cwm を使つてゐます。GTK のプログラム (netsurf-gtk3 や firefox-esr など) を起動した時に dbus-launch・dbus-daemon が起動する事に氣附きました。しかも、GTK のプログラムを終了しても、dbus は起動したままでした。<kbd>pkill dbus-daemon</kbd> で消してもいいですが、面倒です。だから起動しない様にしました。</p>
<p>dbus を起動しない様にするには、.xsession に次の記述を追加します。</p>
<dl>
<dt>.xsession</dt>
<dd><code>export NO_AT_BRIDGE=1<br>
export DBUS_STARTER_BUS_TYPE=dummy<br>
export DBUS_SESSION_BUS_ADDRESS=/dev/null</code></dd>
</dl>
<ul>
<li>※ .xsession に限らず環境變數にこれらの値を設定できれば良いです。</li>
<li>※ 代入する値が適切かどうかは未確認です。</li>
</ul>
<p>X にログインし直してから、「<kbd>ps -A | grep dbus</kbd>」と入力して、dbus のプロセスが無い事を確認します。</p>
<p>起動する GTK のプログラムによつて、どの變數が効くかが異なる様です。「NO_AT_BRIDGE」「DBUS_STARTER_BUS_TYPE」は netsurf-gtk3 に効きました。「DBUS_SESSION_BUS_ADDRESS」は firefox-esr に効きました。他に必要な變數を見附けたら追加します。</p>
<h2>餘談</h2>
<p>この記事は ed で書いてみました。少し不便ですが、(OpenBSD の) vi と異なり、漢字を扱へるのが良いです。</p>